ヴィンセント。 お前は士官学校の後輩でもあり、俺の近くにいても不思議ない相手でもある。 陣にいる間は、当直として俺の警護を務めて欲しいんだ。[そう言って、ヴィンセントの肩に手を置き、にんまりと笑う。ほぼ同じ高さの肩。筋肉質とは言いがたい体格も、また、どこか似通っていた。] と、言うわけで。 お前、今日から俺のかわりに俺の寝床で休むように。 俺が警護兵として控えの間で休むから。[満面の笑顔で告げるのだった。*]