― 狂気の研究施設 ―
魔物を掛け合わせた剥製に、瓶詰……。
単純に考えれば、異種を掛け合わせての強化合体……とも、取れますが。
[聞かされた話>>671を元に推論を検証しつつ、ふる、と頭を振る]
……ん……妙なノイズが多くて、探知が上手く回りませんね。
この場の特有のものだけではなく……それとは異なる、力の残滓が幾つか感じ取れるんですが。
その交差もあって、こちらの力は乱されるようです。
[陽と月を導と成す一族の血は、光や聖なる属による。
場に立ち込めるそれとは相反するためか、探査の魔力もかき乱されるようで。
これ、ここで魔法使うの苦しいかも、なんて予測がちらりと過った。*]