―しばらくのち―[楽しいひとときは瞬く間に過ぎ。皆思い思いに、部屋に、家へと帰って行く。101号室に戻ってしばらく。ふと、大事なものがないことに気付く。いつも肌身離さず持っている、両親の形見だ。] どうしよう…探さなきゃ…![心配をかけないように、こっそり裏口から、そとへ――]