おー、懐かしいな、ここ。ここなら酒もあるだろ、きっと。[誘われて、何度か足を運んだことがあるその場所。酒を飲み、会話を楽しみながら球を撞いたものだ。今では通う暇も理由も減ってしまったが、そこにある想い出は褪せぬもの。その部屋にはまだ誰か居ただろうか。少なくとも、シロウが現れたのは物騒な天使《エレオノーレ》が立ち去った後だ]