[武器を、と。武装解除せよ、と。>>650>>656それらの言葉を聞けば、小さく笑って腰から鞘ごと、大小の太刀を抜くが] 武装解除すんのは構わんが、渡すことはできない。[そう応えて。先ほど煙草ケースを返してもらった時に、手元に隠していた犬笛をくわえ吹きながら。太刀を2本とも窓に向けて投げれば、ガラスを割って遠くへと飛んでいった。どこからか駆けてきた犬たちが、草むらに落ちたそれらを咥えていずこかへと走り去る]