………………約束、か。 ん、そう……だ、な。[その言葉に、微かに表情が綻ぶ。ソマリはどう思っているのかは知らないが。これは、リエヴルの中では、確かな転機であった。押しつけられたとばかり思っていた家名に、真っ直ぐにぶつかっていく。――それが、どのような未来へと繋がるか、今はまだ知らぬままに。*]