>>605
[ トールの最終決定の後にもまだ何やらディークに内緒話をしたがる様子のシロウに、眉をひそめ、その唇の動きを読んで息を飲んだ。 ]
……王太子も、なのか。
やはり。
[ 息声でやっと吐き出したところ、ディークに促され更にシロウがぶちまけた告白>>622に眼を剥いた。 ]
……大公殿下……!
[ 激昂して銃を抜くトールとシロウとを交互に見た。
トールは銃を構えた手をやっとの事で自制している様子だ。
ディークに促されて歩み出る。 ]
……
シロウ・ファーイスト、武装解除せよ。
本国での裁判までその身柄を軍警察に拘留する。
[ べリアンが呼んだ兵士に加えて、更に情報部の部下へ軍警察への連絡を命じた。* ]