……シロウと、ソマリ、だ。 離反したシロウの面倒を見ていたのは、俺だ。 あれの相手が生半可な者に勤まるとも思えん。 それに――… 斥候部隊がいまだ戻らぬとの報告も、あった。[唇から零れるのは、重苦しい声。]