厨房に篭って料理、だって格好良いものだと思うぞ? ……はは、さては弟君に良いところを見せたい、と。[きっかけが弟なのだとすれば、極自然なこと。フェリクスの言う通り、"妙な気を起こす"など杞憂に過ぎぬのだろう。次第にそう思い込んでいたかも知れずに。真新しい"玩具"の説明に嬉々とした眼差しを浮かべつつ「小屋に一人で篭るのは不可だ」と、鍵の管理は自分である事を念押しただろう]