[周囲を警戒していたおかげか、今いる中で一番最初にその狙撃の気配に気づき、
カサンドラをかばう位置取りへと自然と移動する。
聞こえた銃声>>599にカサンドラの縄を引いていたカシムが半狂乱になっており、銃を手にかける姿が見える。
自分の小隊のものも、初陣ではないとはいえ、まだ二回目の本格的な作戦行動。
目の前の人の死、しかも自分達の側のものにもたらされたものに、恐怖の色が浮かんでるのが見えた]
ジェフロイ、久しぶりだね。
[左手で右の髪をかきあげ、右耳のイヤリングを見せながら、サーベルを右手で抜きジェフロイ>>へとそう返し、
彼が銃を構えたところで、刃先がカサンドラの首元へと当てられる。
彼女をつなぐ縄はカシムの手からは離れてはいただろう]
一応言っておくね。動くな。皆もだ。
預かり賃無しで返すわけにはいかないんだ。
[彼のよく知る自分と、ずいぶんと違う印象を与えたことだろう]