[卒業するリエヴルの前で、泣いたりしないと決めていた。だけど、]…………。[泣くことができるのは、まだ幸せなのだ]……はい。[>>623年上のルームメイトの声は苦しげで、なのに言葉はとても優しくて、自分はただ、肩を包むぬくもりとその優しさに甘えて、自分は、あまりにも無力だ]