―一年後・寮の自室―
[>>620>>621悲しかった。
別れの時がほんの数日早まっただけと言えるのかも知れないが、
奪われたものはもっとずっと大きいと感じた>>484]
……あ。
[>>622気遣いながら話してくれるルームメイトの声は、僅かに震えていた。
それに気付いてようやく相手の苦しみに思い至る自分の、未熟さを恥じた]
……そう、ですね。
リエヴル先輩は、もっと辛かった……
ウェルシュ先輩、も。
[立ち去る姿を、見送ることしか許されなかったウェルシュ。
リエヴルを慕う後輩に、それを伝えなければならなかった心痛はどれほどのものか]
知らせて下さって……ありがとうございます。