[ジェフロイより、優先順位が間違っている、との指摘を受け上目に睨んだかも知れぬ。本意は「濡れて使い物になるのが厭」なので彼の指摘は尤もであったのだが、濡れた髪を搔き上げるのみで黙々と銃を磨き] 庇か…、それは思いつかなかった。 我が君から許可が下りるのであれば、是非に。[元々石造り故に、何処に変化を付けるのか解らなかったらしく。「仕事が生き甲斐」だとばかり紡がれた言葉と平穏はオズワルドの登場で変化を遂げるか。今は静かに、ジェフロイへ頷くのみに留め]