き、さま……。
いったいどこであんなものを。
いや、だいだいなんであんなものがある、んだ……。
[一生懸命脳内から消去しようとしていたソレを
しっかりと思い出してしまって、
顔を真っ赤にしながらわなわなと震えている]
と、にかく。俺は返したからな。
ジェフロイには借りはないぞ。
もう二度と一目……特にリエヴルには絶対に見せるなよ。
いいか。じゃあな
[声を低く抑えて凄みをきかせた視線で睨みつけるが、
顔が赤いのでいまいちしまらない。
そのまま返事も聞かずにヒンメルの前を立ち去った。
後で同じ挿絵がダーフィトのプレゼントの本から
発見されるとも知らずに*]