届く届かないに関わらず……今は、進むっ![この壁を、撃ち貫くには至らずとも。押し止める一矢にならん、と腹を決め、駆ける。ぎりぎりまで距離を詰めたところで、向こうの左側へ向けて飛び込むように床に手を突き前転一回。着地の姿勢からやや強引に態勢を整え、側面から斬り上げの一閃を放った。**]