[>>567 ふと、聞き覚えのある声が聞こえた。ジェフロイ・フォン・ザクセン・ラウエンブルク大佐。おそらく准将を呼びに来たのだろう。話を区切り、声の相手へと向き直る。護衛ひとりでの行動を咎められたリエヴルは、肩を竦めてみせた。苦労人ほど苦労するな、と思いつつ、苦笑を返す] ――…偵察が必要であれば、私が参ります。 偵察兵の職務をお奪いになりませんよう、お願いいたします。[しれっと口にしてから、執務室へと向かう二人を見送った**]