[タオルで一丁づつ銃の水分を拭い去っていたところへ不意に、新たな気配を感じ取り、顔を上げた。オズワルドだった。] 獲物か…? 生憎、今日は三羽で止めておいたんだ。 今からでは流石に無理だが――、[倉庫の奥を窺うかの眼差しが、違和感を呼び起こす。けれど紡がれた響きに、少しばかり気が削がれ] ……濡れて使い物にならなくなるのは厭なのでな。 特に、こいつは今日お目見えした新品だ。