人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


甲虫部隊隊長 エーヴァルト

― 洞窟内基地 ―

……お褒めに預かり、光栄至極……とでも、言えば、いいか。

[荒い息遣いに途切れさせつつ、返す言葉は憎まれ口。
傷の痛みなど意にも介さぬ、と見える様子は、あらゆる意味で『戦い慣れしている』と物語るかのよう。
こちらを見据えつつ煙管を下げる挙動、その一つ一つにも余裕が感じられ。

感じるのは、圧倒的な力量差。

得手不得手や専門であるか否かなど、そんな理屈の内には収まらない──戦人としての、器の差。

それを見せ付けられたような気がした]

(638) 2013/09/24(Tue) 15:30:22

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