[目いっぱい遊んで、ダーフィトが休憩に戻ったのを見れば、自分もさくさくと砂浜を踏み、日陰に戻る。 丁度ステファンとシェットラントが、飲み物の用意をしているところだった。 シェットラントが差し出してくれたアイスティーの中には、きらきらとした砂糖粒が輝いている]……有難う。冷えていて美味そうだな。[自分の好みを覚えていてくれた事が嬉しくて、微笑んでそれを受け取る。 きゅ、と睫が震えるほどに甘いそれは、泳ぎ疲れてだるい身体を癒してくれる気がした。]