人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

[ 踊るようなステップ。
 絡み合う視線と、ちかりと火花が飛ぶほどに合わさる剣。
 お互いの事だけを考え、お互いの呼吸だけを見つめる時間。

 上達ぶりに敵ながら感嘆の思いを抱く。
 3年前の時点でも、ソマリの剣術はほぼ完成に近かった。
 取り逃がしたことが、それを更に高みへ押し上げてしまったというのか。

 何故、こんな達人が、天才が、
 いつも、
 いつもいつもいつも、 ]

(631) 2014/03/31(Mon) 00:14:07

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