直接戦闘に加わる可能性も勿論ありますから、リオル島に近付く頃にはウェルシュ殿も、後方の整備船に移って下さい。
[ ウェルシュの問いに>>606そう答えながら、自分にも何か出来る事がないかと懸命に考えているのが丸わかりな若者の表情に、つい口元が緩んだ ]
そういえばひとつお願い出来ますか?
帝国軍は、優秀です。戦闘においても恐らく諜報においても。
ですから、今この海にも、商船や漁船に偽装した彼等の諜報艦がまぎれている可能性はある。
[ それはウェルシュが抱いた、帝国軍に対する疑問への答えの一部ともなったろうか ]