[軍務大臣と太子の暗殺後。自身が出した指示は、好きに動け――…というもの。>>66>>67だが、その後の報告を聞けば、流石のリエヴルも驚きを隠せなかった。――――――――――…“大公暗殺”。オズワルドとヴェルナーが、相談もなしにそこまで踏み切るとは考えづらい。なれば、それはシロウの意思に依るところが大きいのだろう。やはり、底が知れない。誰か見張りをつけることも考えはしたが。誰をつけても何の役にも立たないと、諦めに至る。なんとも奇妙な共存関係だった。]