人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


騎士団 隊長 フィオン

[>>576建前を更に押す心算はないらしい。
向こうも此方が素直に信じると思う程に楽天的な思考の持ち主ではないようだと判じる。
軽い口調で返されれば、]

私の知るシュビトは商業都市と学徒の集う街というものだったが、三年前から変わったらしいな。

――そうだな。
若しその鍛冶職人が片手で足りる数なら。
私なら交渉決裂の後に股座を蹴りあげてから、組み敷いて武器を取り上げるだろう。

[股座を、と躊躇なく口にする事で女の後ろにいる騎士達がどよめく。
女の身のこなしを知る者にとって、それは容易に想像出来るものだった。
因みに交渉に掛ける時間とは想定される相手の掴みかかってくるまでの数秒の事を指す。

騎士団で鍛えているのは剣の腕だけではない。
手は出すが、己には大した武器は必要ないと。]

(626) 2015/03/09(Mon) 23:02:29

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