人狼物語−薔薇の下国

5 Chant 〜あなたと出会い生をうけ〜 SIDE:A


士官候補生 ウェルシュ

……すまない、と。
皆によろしくと、そう言っていたよ。

[出来るだけ淡々と話そうとしたけれど、あの翳り帯びた声は耳に強く残っていて、若干声が震えてしまった。
けれどもしかしたら、それに気がつく余裕はステファンにもなかったかもしれない。哀しげな顔>>482が、何かを堪える表情>>484に変わるのを見て、窓際から離れ近寄った]

リエヴル先輩は、泣く事も禁じられたまま出て行かれた。
僕はただそれを見ていることしか出来なくて。
先輩の言葉を聞いていることしか出来なかったけれど。

[その肩を抱こうとするように腕を伸ばしながら]

(622) 2013/06/02(Sun) 04:05:13 (Mey)

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