― 長銃管理小屋 ―
[やがて石造りの管理小屋へ到着した。
屈強な造りになっており、森へ直ぐ出向ける場所故
便利は良いのだが、残念ながら今は木戸が劣化し
交換しないと強い雨風を凌げない代物となっていた。
さて、どうやって運ぼうかと思案している合間に
ジェフロイが到着するだろうか。
長銃だけだと思い込んでいたが、薬莢の詰まった箱も運ぶ必要がありそうだった。]
済まないが、これと…、こっちも頼めるか?
君が頑丈そうで、助かった。
[水泳で鍛えられているだろう体格を称えるよう、笑った。
長銃二挺と弾薬箱二個を差し出し、
自分は三個づつのそれを持って小屋を後にし]