― シロウの話 ―
>>357
[ 呼び出されて赴いた室内の空気に微かに眉をひそめる。
トール、ディーク、そしてシロウ。 ]
さて、どうして俺に召集が掛かったのか……
あまり良い話ではないようだ。
[ 小声で呟いて、入口近くに控える。 ]
………
[ シロウの飄々とした告白内容>>357には、さほど驚きはしない。
ディークの指摘で調べなおした軍務大臣襲撃事件の報告書で半ば予想はしていたことだ。
何か意見を求められるまで口にする立場ではない。
後ろ手に組んだ左手に腰の拳銃嚢、長鞭を納めた嚢を右手で確認だけをしている。 ]