人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

 …失礼したな、ウェントスの若者よ。

[名は知れぬが、南の山岳に住まう古き民、実際に会うのは始めてなその者を眺める]

 (古代の森に住まう者達は、総じて筋に恵まれた体躯をしてるが。
  …随分と華奢な若者だな。男としては)

 私はソマリと云う。王国からは北の領地のひとつを任されている身だ。

 武器を手にしたその出で立ち。暴徒の類かと早合点した様だな。
 ならば君は、一般的なシュビトの街人で、我等ナミュールに住まう者、という訳か。

[然し、今後この青年がどの風向きに身を置くかと云う想像は、街の場所、青年の出自、何を探しても想像の材料に不足はなかった]

(617) 2015/03/09(Mon) 22:46:08

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