誰かの手より投げ込むのも一歩間違えれば凍結リスクが付きまとう。 そこで、大変原始的ながら、これは投石機で川に投げいれる。 そこの丸太は、とかした砂糖に突っ込む棒のようなものだ。 あれを入れることで、氷はあの棒の向きに拡がる。 なあに、心配することはない。 作戦に運用されるまでに、ちゃんと本国での実験を終えている。朝になれば太陽の光に消える橋だが、険しい帝国山岳部の川にも耐えられたのだ。このようにゆったりとした川など問題なく架かるさ。