>>456……お前に一発、殴られる前に死ねるかと思ってな。[苦笑の隙間から──そんな無事の理由を零し、]……馬ぁ鹿。あんま、俺を理由にすんな。[拳を受けた手で、レトの肩を軽く小突いた。]俺が死んでも、剣が一本折れたのと大差ない。消耗品みたいなもんだと思っとけ。それも、…随分血を吸っちまってる剣だからな。[少しの間、拳は肩に残され離れる。旧友を斬った手へと視線を落とす。]