くっくっく…[しばらくして、抑えきれずに押し殺した笑みが零れた] ああ、すまんすまん。――――ハイ。お探しモノ。[右手をヴィンセントの眼前に出して、グーだった掌をパーに変える。ローズクォーツの石が、微笑むように輝いていた]