― 氷乙女の口づけ《フラウ・クス》の実行 ―[夜。 斥候部隊の案内の下、シュヴァルベの地を南下する。 南北に貫く川は嘗て水運として機能していたが、それは今も昔。治水されぬ川は、今も上流から流された建造物が流れついている] 工兵諸君、技官諸君。 作業開始。[馬車で持ってきた、丸太2本の間に縄をまき、藁を敷きつめたもの。それが川へと転がされ流されてゆく]