人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


軍属天使 エレオノーレ

― 林の木の上 ―

[斥候か物見のように、身体を隠せる枝っぷりのある高所の樹木に攀じ登っていた。視線の先は谷を跨ぐ橋の上を行き来する人影>>600。距離があるとは言え気取られかねないからと努めて意識を落とし、ただ観察する。

其処で何をしていたのかは、戻ってきた時に担いできた様子から予想できた。

彼ほどの剣士ならば担いでも様になるツヴァイヘンダー。

わざわざ拾い上げ、地面に突き刺したそれ>>602が誰の得物であるのかは知らない。判らない。それでも、その剣を前にして見せる表情は、少なくても一度見た事がある。

そしてその一度だけで十分、忘れられない表情でもあった]

(608) 2013/09/24(Tue) 03:27:16

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