[対照的な位置に居る赤と緑。取り巻くしもべが消え行き、赤と緑の神そのものも削られ。ほぼ同時、方や緑と白の羽根が舞い、方や赤黒い霧が霧散する。その光景が戦いの終焉であることは誰の目にも明らかだった]……───なんだぁ?[これで終わりだと思った刹那、エーヴァルトの手>>592から、他の場所からも淡い光が飛び立って行く。疑問の声は上がったが、それが何なのかはしばし見詰めることで何となく理解が出来た]