人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

― 西方海域へ ―

[水平線の向こうから黄金色の太陽が覗かせたころ、ウェルシュは甲板に出た。夕べは色々動き回った所為か、溶けるようにして眠りについてしまったものだ。
眠い眼を擦り、ヘーゼルの瞳を開くと、>>522 タクマの姿が見える。]

 おはよう、タクマさん。
 早起きなんだね。
 ……なにか、良いことでもあったのかな。

[どこか嬉しそうにも見える彼の表情を穏やかに見つめる。
ウェルシュは向こうから話さない限りは特に詮索もせず。
瞳と同じ、ヘーゼルの髪を海風に靡かせながら、朝日が昇る様子を黙って見ていたことだろう。]

(605) 2015/11/05(Thu) 20:07:16

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby