>>574>>575ドロシー
んや、お前がちゃんとドロシーなら、それでいんだ。
もし「あれ」がお前の意思だったらって思ったら、すっげ怖かったけど……違うんだもんな。
……ん、ドロシーが守ってくれんなら、心強いや。
[...は瞼に触れた唇の感触に小さく笑んだ。]
なんつっか…不安になったりしたの、悪ぃ。約束、勿論おぼえてるし、お前を信じてないわけじゃねんだぜ。
…俺、もっと強くなるな。力だけじゃなくて、心も。だから一緒に居てくれな。
[...はドロシーの肩口に、ぽすりと頭を凭れさせ、もう一度左手を強く握った。]