

貴女は―――……確か、キール君ですね。
貴女は―――……一体、何者なのですか?
[口ではそのように一般的な文句を告げつつも。心の裡で問いかける別の言葉。
言葉を紡げば紡ぐほど、心が共鳴していくような不思議な感覚がして。僅か、15歳ほどの少女に、ここまでの敬愛と畏怖を抱くだなんて。アレクシスは指先が震える思いだった。]
あの………何処か、お話でもしませんか?
[アレクシス・ユレが巫女姫の信奉者となるのは、ある意味、運命の悪戯とも言えるし。必然だったのかもしれない。
果たしてこの出会いが、アレクシスにとって、そして巫女姫にとって幸せなものだったかは―――これから紡ぐ、
未来。*]