[エーヴァルトの方に目を転じれば、大きな黒狼がいた。] ぁー 確かに、狼としては規格外っぽい。[エーヴァルトも負けてない様子に、近寄りかけてやめた。水を差すのもどうか、という雰囲気を感じたからだ。] ヤバくなったら、だね。[戦うことを仕事とする男はそーゆーことに拘ることが多いというのを経験的に知っていたので、エーヴァルトがどうかは知らなかったが、目を転じてエレオノーレの方に注意を向けた。]