― 回想/夜・学校跡地 ―
っせーな。嫌いなモンは嫌いなんだよ。
無駄に苗字まで似てやがるし…。
[>>410ウェルシュにそう返す。
とはいえ最後のは完全に言いがかりであるし、
自分でも解っているのだが。
こればっかりはたとえ死んでも治らない程度に根深かい。
それでも――殺したいほど憎んでいる、
そんな事は無かったはずなのに。
今では真っ先に殺さなければならない相手になっているのだから、
巡り合わせってのは恐ろしいなと、ふと思ったりもした。]
瓦解は…流石にな。
向こうにだって他に有能な将は居るだろう。
[そう口にするも、未だディークの存在は知らない。]