人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


読書家 レト

[書庫の多くは、吸血種に関するもの。
童話や寓話、恐ろしげな物語や恋物語。
そして、嘘か誠か分からぬ歴史まで]

 嵐が、来るな

[一冊、二冊、三冊と積み上げ、数頁めくると次の山にうつる。
やがてベリアンに差し出されたのは、荒れ狂う海の前、両手を掲げる老人が表紙に描かれた一冊の本。
開けば、人物と台詞、ト書きが書かれ戯曲だと知れるだろうか。
問われれば、普通の小説とは違う、と説明をつけくわえただろう]

(601) 2013/10/01(Tue) 00:50:46

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