人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


元軍将校 ガートルート

「…でも今となっては、私もお父様の有用な切り札。
 私も今暫くは、駒のままでおりましょう。」

[ふっと息をつくと、私兵は老いた母親と乳母を取り囲むようにして、用意していた馬車へと連行する。
その二人に向かって、娘は淑女の礼を深々と取った。]

「ではそういう事で…
 さようなら、お母様。


[――それから暫くの後、アレイゼルからの打診と娘の後押しにより、オルヴァル家は正式にアレイゼル側に組する事を宣言する**]

(599) 2015/03/16(Mon) 07:47:17

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