[そうして和やかな歓談をしているうちにリエヴルがすっと数冊のノートをディークに差し出した。そのノートには見覚えがある。リエヴルが今まで対戦相手や観察していた相手のことを分析して記していたノート。貴重なノートがディークに渡るのをみると]そのノート本当にすごいだろ。ま、それを書いたリエヴルがすごいんだから当たり前だけどな。[まるで自分のことのように自慢げに話して。会話する2人を愉しげににこにこと見ていた]