人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


公国軍大佐 トール

― 六年前の春>>483>>547

ああ、ディークか。入れよ。

[この八年間、何度ディークがこうして部屋に訪れたことか。
最後の試験が終わったあとのこの日も、
またディークがこうして部屋を訪ねてきていた]

だろ?
あんま紅茶ばっか飲んでるから、
紅茶の匂いでも染み込んだんじゃないか?

[何故か不貞腐れているリエヴルのかわりに、
自分がディークの言葉に相槌をうち]

あ、クッキー、サンキュー。
購買のクッキー、紅茶によく合うんだよな。

[もちろん珈琲にもよく合うのだが、
それを西寮、特にリエヴルの前で言うのは野暮というものだ]

(596) 2013/06/20(Thu) 22:32:38

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