[クララが種明かしをしてくれたお陰で、その人物は図書館で話をしていた祖父>>582だと分かった。
人は見かけによらないなんて思いつつも、自分が人狼と打ち明けていたらどうなったか、なんて考える。
笑みを消したクララ>>583に、こちらも直球勝負で答えた。]
そのことなんだけど。
仲間に相談したら、ね。本当に君を信じられるか、試したいって言われた。
ほら、今朝ローゼンハイムさんの体にナイフが刺さっていたこと。クララさん、知ってる?
あれは「人間たる己が、人狼に仲間だと信頼してもらうために、罪を共有した証」なんだよ。
[わざと主語を抜いて、目の前の青年がやったかもしれないとの可能性を残した。]
だからね?皆も君に期待している。僕らのために君が何をしてくれるか。
例えば…そう。今日は僕らが希望する占い先を選んでくれる、とかね。
[仲間から伝えられた、クララにして欲しいお願いを口にした。]