あ。ヒンメル先輩のお気に入りのクッキーを焼いてた…
[ケーキを見つめるうちにその傍に居る人物に気がつく。筆記試験後の食堂で、ヒンメルにクッキーを渡していた人物だということを思い出した。あの人が作ったんだろうかと考えているうちに、ミヒャエルとの会話が聞こえてきて>>589]
えっ。
やっぱりこのケーキ、先輩が作ったんですか?
[思わず声に出してしまい、慌てて取り繕う。]
あ、僕、前にヒンメル先輩からクッキー頂いて食べたんですけど。凄く美味しくて…。
こんなケーキ作れるなんて、凄いですね…。
[改めてケーキを見つめて目を細める。そうしているうちに、ケーキを食べ始めたらしきフレデリカの声>>552が聞こえてくれば苦笑していた**]