[そして災難は続く。
>>575 自陣の空いた穴に、敵将が飛び込んできた。
忘れもしない、―――先の戦いで逃した銀灰の剣士だ。]
ふんッ、何人来ようが儂の相手ではないわ!
[それは気丈にしか過ぎなかった。
一介の兵ならば、何人束になってこようが、あしらえる自信がマーティンにはあった。
然し、この剣士の強さを―――既に知っている。けれども、]
今からでも大人しく橋を通してくれりゃぁ、ええんだけどなァ。
[>>503 そんな風に一瞬だけ表情を緩めたのは。
先程の口上のやり取りに感じた、どこか自分と近しいものを覚えたゆえか。*]