人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


学生 アレクシス

―コンラートの部屋―

[少しくらい気が楽になったとは言えども、今テーブルを
挟んで語らうのは、主よりも永い時を生きている存在。
やはり緊張は拭い去れない。

目の前に置かれた器に視線を落としたまま、まず何と言いながら
届け物を出せば良いかを考えていた。]


―――…あ、あの方、の事ですか?


[不意に主の話が振られ、>>577思わず顔を上げる。
その瞬間に頭の中で組み立てていた言葉は全て崩れたが、
代わりの文字が次から次へと形を成して行った。]

(591) 2014/05/07(Wed) 19:47:06

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