人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


高殿 琉璃 ガートルード

[息を継ぐ間にも、喉元まで這い上がろうとする懼れが、
すっと溶け消えていく。
兄妹よく似た欠点、それさえ満たしてくれるのは唯一人だと
柔らかく唇が綻んだ]


 ……それでも。

 あたしを選んで、この先もずっと。

[長年妹を甘やかし、庇護してくれた温かな手。
それだけでは未だ足りないと、彼に両手を差し伸べる。
抱き寄せて、抱き締められる腕を真っ直ぐに求めて]

(588) 2014/10/30(Thu) 22:27:29 (eyes)

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