人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


団長代理 ソマリ

 
 あんな臭い連中の軍に下りたがるものたちの正気を疑うな。

 皆、前を見よ、武器を持て!

[気分を悪くする連中も多いが無理もない――このような大きな戦、騎士団領では久しく起こっていなかったのだから]

[自らも剣を抜き放つ。
 鞘こそはソマリアードのものではあるが、中身は自分のものである。
 父より成人の祝いで渡された二振りの剣。
 最初は自分には重いからと2本ともソマリアードに預けていたが――3年前のあの日を境に、もう1本に自ら手を伸ばした]

(587) 2014/03/30(Sun) 23:30:39

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