― 回想/学校跡地・一角 ―[驚いたような表情は、すぐに見慣れた「ドーベルニュ少佐」の顔へと戻る>>271笑顔のようでいて、感情を傍から伺わすことのない軍人の姿。]――我々は、あの学校には戻れない。その事を、改めて実感させられました。[>>272 円の中心で力を喪った元魔石を摘み上げる。少し力を入れると、指先でさらりと崩れて粉になった。]