[執務室にて情報を聞きながら。自軍の手勢、そして把握している敵軍の現状を頭に刻み込む。そこに広がる地図に関しても、おおよその位置は既によく知っている。……ただ、その様子はかつてと比べるべくもなかったが。] 俺の到着前で、ほぼ同数、か……。[己が前線に出向くという話は、帝国内ではそれなりに驚きを持って広まった。故に、敵にも知られている可能性は高い。>>337>>570なればこそ、現時点でもいまだ気は抜けぬ。]